任意売却売り手と買い手

様々な任意売却情報

任意売却それぞれのメリット

任意売却で、不動産を売却してそのお金を金融機関に返済したからといっても、残りの債務がなくなるわけではありません。

家はなくなってもお金を払い続けなければなりません。

競売の場合ももちろん同じです。

残りの債務は債権回収会社と交渉して返していくことになります。

ただ、その場合も任意売却なら、一括で残債の返済を要求されるわけではなく、収入や生活状況を考慮し返せる範囲の相談になることが多いです。

競売の場合、残債は基本的に一括で返済を求められ、給料の差し押さえもあるのです。

できるだけ残債を少なくするためには、物件をできるだけ高く売りたいのです。

ただ、買い手は安く買いたいわけなので、交渉ということになりますが、任意売却場合、通常の不動産売買と同じなので、買い手との金額の交渉ももちろん可能です。

買い手側のメリットとしても、売り手は少しでも早く売って現金がほしいので、交渉して安くすることも可能になります。

競売の場合だと、債務者(売り手側)も落札されるまで金額がわからないので、一体いくら残債が残るかも不安です。

入札者(買い手側)も自分が落札できるかどうはかわからないのです。

金額的には、任意売却物件は、市場価格の80%程度で、競売物件はそれ以下で取引きされることが多いようです。

競売物件と任意売却物件

任意売却は、競売よりも比較的高額での取引になることが多く、売り手である債務者だけでなく、債権者にとってもより多く返済が望めるというメリットがあります。

また、任意売却では、競売と違って一般の不動産取引と同じなので、買い手が事前に物件の情報もわかり、内部の確認も可能です。

そのため、買い手にとっては、修繕やリフォームの予定も立てやすくなります。

また、一般の中古住宅の売買と同じなので、競売物件と違って、購入後に占有者から権利を主張されて、不法に占拠されるようなこともありません。

ただ、任意売却の場合、通常の不動産取引より時間がかかります。

引渡しの時に抵当権をはずすために債権者との交渉に時間がかかってしまうのです。

債権者が多いと何ヶ月もかかってしまうことがあります。

また、任意売却物件は、売主が債務超過のため瑕疵担保責任免責をつけることが多いので、購入後に傷など見つかっても修理を請求できないでしょう。

瑕疵担保責任というのは、買い手が普通にみても気づかない傷などの問題がもともと物件にあったことが後でわかった場合、売主の方が直すなどの責任を負うことで、「瑕疵担保責任免責」というのは、その責任を問われないということです。